こんばんは
もう少し続きます。
6月は、環境月間です。住宅の省エネを考えてみた②の断熱性能と省エネの関係の続編。
建物の断熱性能と夏の日差しの取り入れる数字を基準とした、省エネ基準、現在は等級の表示までしかありません。
床面積一平方メートル当たり、うんたからかんたらの場合、熱の逃げる量がこれ以下にしなさいよ!って言う数値と、夏の暑い季節に、日差しによって暑くなり過ぎないように、窓から入る日差しを小さくしなさい!壁や屋根からも入る熱を小さくしなさい。入ってもこれだけだよ!っていう数値の2つをセットとしたものが上記、省エネ基準の等級となります。
これをもう少し簡単にしたものが、この性能と同じにするには、壁にどれくらい、屋根にどれくらい、窓はどんなのを使えば、上記を満たすのと同等になります。ってのもあります。
書いてて、自分でわけわかんないです(汗)
(これ以外に、年間の暖房と冷房の負荷の基準を満たす建物か?と判断する方法などもありますが、割愛します)
さて、熱の逃げていくうんぬんの基準の数字、静岡県のうちの近所(袋井や森町など)ですと、2.7と言う数字になります。俗にいうQ値2・7w/㎡Kっていうのです。
この数字は、大きくなるほど、家の中から逃げていく熱が多く、小さくなればなるほど、熱が逃げないって数字です。
で、静岡県の大半であるⅣと言われる地域での現在の最高基準である、温熱等級4が2.7。
前に書きましたが、平成11年位作られた基準(汗)
少し古いのかな?って感じです。
で、もういっちょ!この2.7をクリアすれば、最高等級4なので、この熱の逃げる数量が2/3になって2.7が1.8になった場合。建て主さんが、この数字の事を少しでも理解してもらえば、「あっ!こっちの方がいいんだな!」ってわかるのかもしれませんが、
同じ大きさ、断熱性能以外同じ仕様だとすると、
方や、等級4(2.6としましょう)で、2400万円
もう一方が、等級4(Q値1.8とします)が2550万円とすると、両方とも、同じ等級4
でも、違うんですよね(大汗)
冬にお出かけするときに持っていく水筒で例えると、
ガラスの魔法瓶とステンレスボトル。同じ保温型の水筒ですが、こちらの性能はもうご存知と思いますが、性能違いますよね。
こちらの表示は、何℃のお湯が、何時間経って何℃に下がります。って感じの表示を見て選ぶ人もいると思いますが…。
今日は、こんな感じです。
続きます(?)