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省エネ法改正--勉強しなくちゃ! 

カテゴリ:断熱気密

こんばんは。

またまた久しぶりの更新です(汗)

一般消費者の方は、まだあまり知られていないと思うのですが今年省エネ法の改正が行われ、僕たち業界内ではバタバタっとした雰囲気があります。

内容は、今まで建物の断熱性能が基準より下回っている事と、夏の期間に室内を暑くしてしまう太陽熱を遮る基準をクリアしているかの2つをクリアしていれば、良かったのですが、今回は建物の断熱性能と夏の冷房期間の太陽熱を遮る基準をクリアする事に加えて、生活で消費するエネルギー(暖房や家電なお湯など)が基準のより下回ることの2つの条件になります。

今までは、断熱性能を計算して基準をクリアする方法と、年間の冷暖房費を計算して基準をクリアする方法の難しい方法と、簡易法があり、簡易法としてこの地域は、屋根にこの断熱を何ミリ、壁にこの断熱を何ミリ、サッシはペアガラスで…と早見表をみて使うものを決められたのですが、今のところ一軒一軒、建物の断熱性を計算しないとダメらしい。

ということで、最近静岡県内でも改正基準の勉強会があっちこっちで開催されています。


平成11年基準ができる前から、断熱工法の某FCに加盟していましたが、静岡県内で高断熱高気密の勉強会、講習会は皆無で、東京に行ったり、名古屋に行ったり、岐阜(⇐ここが穴場)に行ったりしましたが、今年度に入ってから、所属する団体「静岡木の家ネットワーク」でも断熱教室を開催しています。


僕は、断熱性能を計算する方法を使ってきましたが、計算方式が変わるので平成11年以来、久しぶりにじっくり勉強です。

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天竜杉で安心安全(耐震)で省エネルギーの心地よい空間の木の住まいづくりのをしている静岡県周智郡森町の大工 工務店です。
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TEL:0538-85-2189
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燃費 (壱) 

カテゴリ:断熱気密

二月ですね。今月は、省エネルギー月間です。


今日もちょこっと独り言…

僕が車の免許を取って乗り始めてから、約25年。
当時、原付(MBX50F)が自分の足でしたが、時々家のの軽ワゴンを借りて運転の練習がてら出掛けたりしてました。
当時、勤めていた業種の景気も良かったのは燃料価格も燃費あまり気にならない時代でした。


その当時の僕の乗っていた車(1000cc)のカタログ上の燃費が14.4km/l。
一キロ当たりに、0.0694リットルの燃料を使う計算になります。

時代は流れ、同じ車種の現行モデルのカタログ上の燃費は、排気量が1200ccになりましたが、23.0km/l。すごくよくなりました。
一キロ当たりに、0.0435リットルのガソリンを使う計算になります。

免許を取った25年前、その当時のガソリン価格を調べてみると…1Lあたり110円あたりをウロウロした価格だったようです(ネットで調べました)

あれから25年。うちの近所では、153円/Lくらい。 僕が入れるエネオスのセルフのスタンドがもう少し安いくらいでしょうか。(もっと安いスタンドありますが、以前給油をしたら燃費が悪かったのであまり入れません)

一キロ当たりの燃費じゃなくって、費用をちょこっと計算。
25年前は、1kmで0.0694リットルx110円/リットル=7.634円/km

今は、1kmで0.0435リットルx153円/リットル=6.6555円/km


めちゃくちゃ大雑把な言い方ですが、今だけ切り取ってみるとおよそ25年の間に1リットル当たり43円くらい値上がりしましたが、車の燃費が向上したため、1km当たりの費用は減っています。

もし、これが車の燃費が以前と同じままだとすると、1kmで0.0694リットル×153円/リットル=10.6182円/km

だいぶ増えてしまいます。
職種によって、収入が増えたり、減ったりして、他の物価も上がったものもあれば、下がったりしたものもあるかと思いますが、今日はガソリンなどの燃料に重きを置いて話してます。


燃料の単価は25年前当時、上がるか下がるかはよその会社に勤めていましたし、両親に寄生していましたのでこれっぽっちも考えたことすらありませんでした。
1995年あたりには、95円/リットルくらいの時もありました。

で、ここからが本題!
家の光熱費も同じ。

暖房に使う灯油。2008年の秋に58円/リットル位だったそうですが、最近近所のスタンドではリットル当たり100円近い価格です。五年くらいの間で40円近く動いています。

燃費で考えるか、払う金額で考えるかは、違いますが、光熱費として考えると、支払う金額を減らすには
車で例えると、燃費(km/リットル)×燃料単価(円/リットル)=燃料代

燃料単価は、経済の状況や色々な問題で自分自身ではなんともできません!!
よって、燃費が良くないと、燃料単価の上下によって支払う金額が大幅に左右されてしまいます。

今年のように寒さが厳しくなるとより使う燃料の量も増えてしまいます。

光熱費(支払うお金)を少なくするためには、長い目で見て燃費の良い家を建てる(リフォームする)ことが重要です。


さすがに一回では書ききれません。続く…。

関連タグ:省エネ月刊、燃費


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布団の中で考えてみた-①目的と手段…手段の結果の断熱?? 

カテゴリ:断熱気密

こんにちは。

年末年始、寝込んでいました(恥)

年末子供にうつされ、元旦に甥っ子にうつされ?、家の中で風邪やウィルスのキャッチボール(涙)
そんなこんなで、また子供が熱を出して日曜に当番の病院にかかったり、お嫁様が風邪をひいて仕事を休んだり…。・

やっと通常に戻りました。
が、まだまだ油断はできません。お客さんに聞いたりすると、近所でもインフルエンザが流行っている話を聞きました。

生きているか確認の電話下さった方、ありがとうございました。
寝込んでいる間、テレビを見たり、携帯を見る元気もなかったりのお布団の中で思ったことを少し…。


東日本大震災以降、エネルギー事情が変わり、省エネや節電に目が向けられ、昨年のゼロエネ住宅の補助金や認定低炭素住宅、今後の省エネ基準の改正や2020年の断熱義務化?に向けての大工職など実務者の施工技術講習会が始まったりと、省エネが熱い?です。
これに伴い、断熱材や気密材、その他関連商品のメーカーさんの講習会の案内が届きます。


断熱?気密?工法?
ただでさえボンヤリしている頭が、熱が出たり気持ち悪かったりで、なんだかわからなくなりました。

ここで僕なりに整理。

断熱や気密は、目的じゃないんですよね。
冬暖かく暮らしたり、夏涼しく過ごすための手段で、少ないエネルギーで暖かく暮らすための手段、方法として丁寧に断熱してってのが筋道じゃないかと…。

目的と手段を例え話に置き換えてみます。

2010年に研修会参加の為、仙台に出張がありました。
ここでいう、目的は出張参加の為に、仙台へ行く!です。

で仙台へ行くためには、
1.東海道新幹線で東京まで出て、東北新幹線(でいいんですよね?)に乗り換えて仙台へ行く方法。
2.中部国界空港(セントレア)まで行って、仙台まで飛行機で飛ぶ方法。
3.車で高速道路を使って、ひたすら北上する方法!
4.自家用ヘリコプター?
などなど、いろいろな手段があり、それぞれ金額も、時間も違いますし、帰りに途中で寄りたい場所があったりすれば、選択できないことがあるのが、手段や方法じゃないかと…。

で、僕は予算の関係、時間の都合をとって、1の新幹線を使って仙台まで行きました。


ここで再び、断熱や省エネの話。

冬暖かく、夏涼しく過ごしたい。光熱費を少なくしたい。が目的。

その目的を達成するためには、断熱材を入れましょう=暖かく暮らし、省エネにする手段を使う(でいいんですよね?ちょっと心配(冷汗)

この手段、方法は、大枠で上記1~4のようにいくつかに分かれていて、断熱手法として、
充填断熱工法があったり、外張断熱工法があったり、メーカーさんのクローズドな○○工法があったり、はてまたNASA開発の○○?と言われるような工法があったりと、多種多様です。
これらは、手段であり、方法です!


新幹線なら、東京駅での乗り換えの時間を遅らせて、スカイツリーを見に行ったりできるでしょうし、車なら茨城で水戸黄門の隠居所であった西山荘を見に寄ったりと、目的を果たしながら自分の好みの場所に寄ったりできます。

飛行機に乗りたいから、乗っていける場所を選ぶ。
新幹線に乗りたいから、路線にある場所を選ぶ。
旅行なら、それもありでしょうが、家は住む人が暖かく、快適に、心地よく住むのが目的じゃないかなと…。


まだ、風邪が完治していないのか、文章がまとまっていません(←風邪のせい)

次回に続くかも…です!


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「高断熱住宅の設計施工技術習得支援スクール」に行ってきました。 

カテゴリ:断熱気密

1月11日(金)の日記

今日は、名古屋まで新住協主催&国交省技術養成補助事業の「高断熱住宅の設計施工技術習得支援スクール」に行ってきました。

JRと新幹線の乗り継ぎが良くなくて、時間がギリギリか少し早目に到着の新幹線しかなくて、講習会では、できるだけ前に座りたいので、早目の新幹線で会場着!

会場は開いていましたが、断熱関連商品の展示メーカーさんと、事務局の方だけで、毎度のごとく受講者一番乗り!!
事務局長AさんとKさん、先生にご挨拶。

講義が始まる時間になると、会場がいっぱいになるくらいの受講者さんです。

内容は、高断熱の基本から、より省エネルギーにするノウハウ、断熱模型での施工の説明、暖房エネルギー計算ソフトの説明など盛りだくさんで、あっ!という間に終わりました。

昨年のゼロエネルギー住宅、低炭素認定住宅に続き、全国各地で大工さん向けに断熱施工技術研修が行われたり、断熱基準の改正が行われたりと、ますます省エネルギー住宅に注目が集まります。

しっかりと勉強をし、正しい断熱の考え方と管理をされた現場施工の省エネルギー住宅つくりにまい進してまいります。


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断熱と季節 

カテゴリ:断熱気密

こんばんは。

今日は、二十四節気の「大雪」
雪が激しく降り始めるころ。『暦便覧』では「雪いよいよ降り重ねる折からなれば也」と説明している。(wikipediaより)
昔の人は大したもので、本当に寒さが厳しくなってきました。


高断熱住宅に取り組み始めたころ、同業者の方に「高断熱住宅って、家の外と内をはっきり分けてしまうから、季節や天候の良し悪しに関係ない家になっちゃう」って言われたことがありました。

今のエコポイント基準クリアの事務所は冬、お日様が顔を出す天気の良い日は、ポカポカ。曇っている日や雨の日は、建物内の熱はあるものの、お日様パワーを感じられず晴れの日と比べ、アレレ?って思ってしまうことも…。

日の当たる窓の近くでも、奥側でもあまり温度差を感じないため、晴れれば家の奥まで暖まりますし、曇れば窓の近くは、アレレって感じ。

この事務所の前に、工場の横の事務所の時、事務机が日の当たらない奥にあったので、
 ・曇りの日は、灯油ストーブで暖を取る!
 ・晴れた日は、窓の近くは日射熱で暖かいのに、事務机の近くは寒いので灯油ストーブ!…。

あまりお日様の恩恵を受けずに、冬になったらとにかくストーブ!でした(寒)

お日様の力って本当にすごいですね。


自然のスーパーエネルギー?の太陽を暖かさを感謝しながら、仕事に励んでます!


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